先日の親子園外保育では熊谷スポーツ公園の大きな広場で親子ゲームや大きな遊具施設での遊び、
好天に恵まれとてもよい一日でした。
さて、初夏を迎えた幼稚園では、子どもたちは様々な芽生えに囲まれています。稲のモミが芽を出し、ジャガイモも大きく葉を茂らせ、
薄紫の小さな花を咲かせています。ゆり組さんが植えた玉ねぎも丸々と太ってきました。
今朝はたんぽぽ組さんが植えた枝豆の芽が出てきたのを発見、みんなに見せると「ほんとだ」と興味深そうにしています。
子どもは見えているようで見ていない傾向があります。「ほら、見てごらん。芽が出ているよ。」と教えるのも大切です。
興味のあるものには集中しますが、大切なものを見過ごしています。
大人たちが見て欲しいものに意図的に触れさせてやる必要もあります。
一方、私たち大人は必要な事が見えているのでしょうか、この時期大きく成長するのは草花や作物だけではありません。
子ども達の心も体も大きく成長します。四つ葉のクローバーをやっと見つけて見せにきた子、自転車に上手く乗れるようになった子。
他の子の遊んだ遊具を片付けるようになった子、逆上がりや後ろ周りがやっとできるようになった子。
「よくやったね」「頑張ったね」「すごーい」と褒めてあげられたでしょうか。
大切な子どもの成長を見逃してはいないでしょうか。
大切な子どもの成長の芽生えを見逃さないようにしたいものです。